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学童保育 栄かぜの子クラブ

子どもたちの安全のために
-これからのかぜの子の方針-
1990826日,その4日前にプール行事で溺れた松尾靖子ちゃんの命がこと消えました.小菅ヶ谷かぜの子クラブ,本郷台かぜの子クラブに関わった全ての大人は,この保育中に起きた事故を記憶し,靖子ちゃんを記憶し,そして二度と悲しい事故を起こさない学童保育にしようと誓い合いました.<< 松尾靖子ちゃんの記録[PDF 432kB] >>
この方針は,1991330日の「子どもの安全と成長を願うつどい」において,全かぜの子クラブの父母と指導員,運営委員によって採択された基本方針です.
その後設立された栄クラブも合わせて,毎年この方針を受け継ぎ,運営,保育に生かして行きます.
1.自分の家庭を知っているのと同じくらい,学童を知ろう
遊び相手の名前を知っていますか.子どもたちはいろいろな子どもや大人に囲まれて育っています.学童が放課後の親代わりであるように,我が子だけでなく,かぜの子全体を見ることができる親になろう.

2.子どもの目の高さになって,まわりを見つめよう

予想もつかない動きをする子どもたち.でも押し込めるだけではかわいそう.子どもの目の高さになってまわりを見つめ,子どものために,子どもの安全と成長につながる保育活動をつくろう.
3.前例にとらわれずに,常に新鮮な目で学童を見つめよう
「今までやっていたから」と安心せずに,日常の保育や行事は子どもたちのためになっているか,建物はどうか,遊び場はどうか.
しっかり見つめ,安全な学童をめざそう.
4.親も指導員も率直に意見を交わし,ともに学童を守って行こう
家庭の団らんは安全な学童があってこそ.子どもを守るためにも,豊かな放課後を持つためにも,相手任せでなく親と指導員が協力し合って行こう.
5.三つのかぜの子クラブは,これからも協力し合って行こう
それぞれのクラブは,これから独立して行きます.でも思いは同じ.
同じ願いの子どもと親と指導員がわかれて行くのです.
この集会をきっかけにして,子どもたちの安全と健やかな成長を願って,三つのクラブは,これからも協力し合って行きましょう.

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